よみがえる総天然色の列車たち 第2章6 名鉄篇 奥井宗夫8ミリフィルム作品集【2011年7月21日発売】
品番: DR-4166
特別価格: 3,300円(税込)
ドルビーデジタルステレオ
81分
2011年7月21日発売
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私鉄篇第4弾! 鉄道8ミリ界巨星の秘蔵カラーフィルム作品集
昭和30〜50年代の名鉄のなつかしい鉄道風景が続々登場
鉄道8ミリ界の巨星・奥井宗夫氏のカラーフィルムによって、昭和30~50年代の名古屋鉄道の映像がよみがえる。名鉄のシンボルとして永く親しまれた7000系・7500系「パノラマカー」、高山本線乗り入れの特急「北アルプス」キハ8000系などの特急用車両をはじめ、「なまず」「いもむし」と呼ばれた戦前の流線形電車850系・3400系など、緑や赤帯塗色時代の映像を交えながら、30形式以上の歴代車両が登場する。また岡崎市内線・岐阜市内線・美濃町線・揖斐線・谷汲線、全国唯一のガントレットが存在した瀬戸線旧線など廃止路線のありし日の姿も紹介する。(昭和37年〜昭和60年撮影)
ナレーター:子守康範
予告編
7000系・7500系「パノラマカー」
昭和36年登場の名鉄のシンボル。座席指定特急には7000系をグレードアップさせた「白帯車」が登場。
[ナレーションより抜粋]
7000系は、運転室を2階に置き、車両の先頭部分まで客室とした日本で初めての斬新なデザインで、昭和36年に颯爽と登場しました。
その後の名鉄標準塗色となるスカーレットを初めて身に纏い、デビュー翌年には堂々鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞。名鉄車両殆どの製造を手がける日本車両にとっても初の快挙となりました。
7000系の運転開始と同時に、最高速度が狭軌の私鉄で初めて時速110キロに引上げられた名古屋本線で、パノラマカーは特別料金不要の特急を中心に活躍。名古屋近郊での乗客争奪戦で、競争相手の国鉄を圧倒してゆきます。
登場車両
<7000系/7500系/7700系/7300系>
キハ8000系「北アルプス」・8800系「パノラマDX」
国鉄高山本線乗入れの「北アルプス」は富山地方鉄道にも足を伸ばす。「パノラマDX」は全く新しいコンセプトでデビュー。
[ナレーションより抜粋]
当初の塗色は、キハ58系と同じクリームに赤の国鉄の急行形気動車色で、塗り分けも全く同じでした。昭和40年から国鉄の方針により急行に昇格した「たかやま」は、昭和45年から「北アルプス」に列車名を変更。その名の通り運転区間も更に北へと伸ばしました。終着駅は富山地方鉄道の立山。私鉄、国鉄、私鉄という3者乗り入れが実現したのです。
登場車両
<キハ8000系/8800系>
名古屋本線・国鉄飯田線 共用区間
豊橋―伊奈間での国鉄車両との競演。
[ナレーションより抜粋]
名古屋本線の豊橋―伊奈間は当時の国鉄飯田線との共用区間となっています。
正式には南側の下り線は国鉄、北側の上り線は名鉄の保有。これらを両者が複線として使用します。これは名鉄の前身・愛知電気鉄道が昭和2年に現在の豊橋まで開通させた際に、飯田線の前身・豊橋鉄道と共同使用をはじめて以来、現在まで続けられています。
戦前の車両たち
名岐鉄道時代の古豪・モ800形、「なまず」と呼ばれた流線形の850系。対するは愛知電気鉄道出身の3400系は「いも虫」。
[ナレーションより抜粋]
国鉄のC55形蒸気機関車、EF55形電気機関車、52系電車、43000形内燃気動車と並び称される流線形の代表格でした。3400系は東部線には初登場となったAL車でした。戦前にして試験的に回生ブレーキまで備え、最高速度時速100キロ、オール転換クロスシートの特急用として活躍しました。
登場車両
<モ800形/ク2310形/850系/3400系/3600系>
戦後の車両たち
AL車最大勢力の運輸省規格型の3800系。最後の吊り掛け式特急用車両3900系。車体更新で誕生のHL車3700系(2代)など。
[ナレーションより抜粋]
優美な張上げ屋根と端正で愛らしい顔立ちの3700系。昭和32年に、HL車と呼ばれる非自動加速制御の木造車モ1070形などの車体を載せ替えて誕生。旧型車両更新の口火を切りました。
登場車両
<3550系/3800系/3850系/3900系/3700系(2代)/3730系/3770系/3780系>
モンキーパークモノレール線・犬山線犬山橋
日本初の「日立アルヴェーグ式」と呼ばれる跨座式モノレールと、日本最後の同一平面上の鉄道道路併用橋。
[ナレーションより抜粋]
愛知県と岐阜県の境を成す木曽川に掛かる、全長223メートルの犬山橋。舗装された路面に複線の線路が敷かれています。ここは日本で最後の、路面電車以外の鉄道と道路の走行路が同一平面上にある「鉄道道路併用橋」でした。
登場車両
<MRM100・MRM200形>
初期のSR車と移籍車
カルダン駆動方式を本格採用した名鉄初のSR車(高性能電車)5000系や、東急から移籍した異色の経歴を持つ3880系など。
[ナレーションより抜粋]
5000系はカルダン駆動方式を本格採用した、名鉄初のSR車・高性能電車です。昭和30年、全金属製のセミモノコック構造の軽量車体に、当時の特急色であるこのピンクとマルーンのツートンカラーで登場。2枚一組のユニット窓の部分には転換クロスシートを備えました。
登場車両
<5000系/5200系/5500系/3880系/3790系>
築港線・三河線 電気機関車と貨物輸送
名鉄屈指の貨物輸送量の築港線と、国鉄との最後の貨物中継を行った三河線。様々な電機が活躍する姿が見られた。
[ナレーションより抜粋]
大江駅で切り離されて戻って来た凸形電気機関車は、昭和18年製のデキ600形604号機。中国の海南島に行く予定でしたが、戦時中で海上輸送が出来ず、名鉄に引き取られました。
登場車両
<デキ600形/デキ370形/デキ300形/デキ400形>
岡崎市内線
モ50形など「単車」が活躍し、車庫にはポール集電式やダブルルーフの貴重な車両が居並ぶ。福岡線・挙母線にも直通したが昭和37に廃止。
[ナレーションより抜粋]
旧市街に入ると道路がグンと狭くなって、単線の線路は片側に寄せられていました。このように、岡崎市内線は急激に押し寄せた車社会に早くも飲み込まれていたのです。
登場車両
<モ50形/モ530形(初代)/デワ10形/モ20形>
瀬戸線
名古屋城の外濠の中を走った旧線にあった日本最後の「ガントレット」。各線から旧型の600ボルト車が集い、特急運転も行われた。
[ナレーションより抜粋]
本町駅構内には奇妙な線路配置が見えます。その名も「ガントレット」。ポイントを使わず、線路を重なり合うよう敷く線形をこう呼びます。外堀にかかる本町橋のアーチに充分な幅がなかったために設置されましたが、これが日本に残った最後のガントレットでした。
登場車両
<ク2220形/ク2300形(2代)/ク2320形/モ700形/モ750形/ク2190形/デキ200形/モ900形/ク2100形>
岐阜市内線・揖斐線・谷汲線
前面5枚窓のモ510・モ520形が岐阜市内線・揖斐線の直通急行に活躍。谷汲線では連接車体に改造されたモ400形が。
[ナレーションより抜粋]
前面5枚窓の名物電車モ510・モ520形。美濃電時代の大正12年から活躍する高床式の車両でしたが、市内線へと入り、揖斐線の本揖斐へと直通する急行に使用されました。揖斐線では2連となる急行は、市内線では1両ずつの続行運転が行われていました。
登場車両
<モ510形/モ520形/モ550形(初代)/モ180形/ク2180形/モ400形(2代)/ク2150形(2代)>
田神線・美濃町線
田神線を介して1500ボルトの各務原線と直通する600ボルトの美濃町線では、急行に使用される複電圧車モ600形(2代)が主役。
[ナレーションより抜粋]
分岐点から先が、各務原線と美濃町線を繋ぐ田神(たがみ)線の区間です。 すぐにデッドセクションを通過。ここを境に直流1500ボルト区間から600ボルト区間に入ります。
登場車両
<モ600形(2代)/モ570形>
ナレーター 子守康範
監修 宮澤孝一
構成・演出 宮地正幸
本編81分
名古屋鉄道商品化許諾済
ジャケット裏面画像/ポップアップ
詳細情報
音声切替 1音声 ナレーション+BGM
画面サイズ 4:3
片面1層 NTSC MPEG 2
リージョン ALL
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