ステレオサウンドとともによみがえるJR東海・紀勢本線
ジョイフルトレイン全盛期の1990年代の列車たち
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キハ11形・キハ40系・キハ58系・キハ65形などが日々活躍する非電化の
JR東海・紀勢本線や参宮線に、快速「みえ」用のキハ75形や
特急「南紀」用のキハ85系が登場した1990年代前半。
キハ58系・キハ65形・キハ82系などの気動車から改造された様々なジョイフルトレインも、
団体臨時列車として各地から入線した。
(1991年~1995年撮影)
紀勢本線 キハ85系 営業運転開始
1992年3月14日に営業運転を開始したキハ85系による特急「南紀」の初日の映像も収録。紀勢本線長距離列車の主役として、今日に至る活躍が始まった。
キハ82系
最後の定期運用だった特急「南紀」からの撤退後は、臨時列車に使用。鈴鹿サーキット関連の列車や、イベント用にJNRマークを復活させた姿で走行した。
キハ82系 リゾートライナー
ジョイフルトレインとして、全車グリーン車の3両固定編成で、先頭部をハイデッカーの展望車に改造されたリゾートライナーは、キハ82系最後の1本となった。
キハ11形・キハ40系・キハ58系
紀勢本線・参宮線・名松線の普通列車に活躍する気動車を紹介。
キハ58系ジョイフルトレイン
JR西日本の「ビバ・ウエスト」「セイシェル」などのほか、魚の顔をした喋る列車「リゾートサルーン・フェスタ」も登場。
快速 みえ
最高速度120㎞/hの高速運転用にパワーアップしたキハ58形とキハ65形が2両ユニットで活躍。1993年、新形のキハ75形が投入され、快速「みえ」色のキハ58形・キハ65形も、普通列車や団体臨時列車にも運用された。
キハ58系 団体臨時列車
伊勢方面に向かう修学旅行などの団体臨時列車や、キハ40系とともに鈴鹿サーキット関連の列車などでも活躍した。
リゾートライナー引退
「リゾートライナー」は、ダイヤの関係で、時に定期運用の快速「みえ」との併結で運転。1994年頃になると、エンジンの不具合が発生し、補助動力としてキハ58形を連結して運転された。翌年には引退し、JR東海が保有する気動車のジョイフルトレインが姿を消した。
キハ65形ジョイフルトレイン
JR西日本から、「ゆぅトピア」「ゴールデンエクスプレスアストル」「エーデル」や、「シュプール&リゾート」と呼ばれたジョイフルトレインが数多く乗り入れた。
奥井宗夫(おくいむねお)氏 略歴
三重県松阪市在住。昭和11(1936)年生まれ。
23歳で8ミリカメラを手にして以来、青果業を営むかたわら、鉄道車両を追って日本各地を行脚。1990年代にはビデオカメラに持ち替え、撮影歴は半世紀を優に越える。
松阪レールクラブ会員。
ジャケット裏面画像
撮影・監修 奥井宗夫
ナレーター 羽川英樹
監修 山邊誠
構成・演出 宮地正幸
製作:株式会社動輪堂
■全編ステレオ同録音声付
JR東海承認済/JR西日本商品化許諾済
※ この作品は、かつて撮影された8ミリビデオ映像を編集したものです。
一部、当時の撮影環境に起因する見づらい場面、素材テープの劣化によるノイズが発生している場面などがありますが、いずれもたいへん貴重な映像ですので、そのまま使用しています。ご了承下さい。また、本編の映像は4:3となっています。
DR-3907/本編70分/STEREO/COLOR/
MPEG 2/片面1層/レンタル不可/複製不能
©DORINDO Co., Ltd. 2018.6.21